A-2R ファルコン 困ったときは

 

※ご使用前に必ず取扱説明書をよく読んでから作業してください。

    

 

ファルコンrev 01.png

▸ アダプターが分水栓に取り付かない

▸ ドリル・カッターが取り付かない 
▸ スピンドルが引き上がらない
▸ 本体がアダプターに取り付かない
▸ 排水ホースもしくは排水アダプターが取り付かない
▸ スピンドルが押し下がらない

▸ 送りノブが空回りする

▸ スイッチをONにしてもモーターが駆動しない 
▸ 通常よりも穿孔時間が長い
▸ 排水ホースもしくは排水アダプターからの水の出が悪い 
▸ 切片がカッターから取り除けない
▸ ドリル・カッターが取り外せない

 

 

 

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 A-2R ファルコン 【Q&A】 

  


 

 

 

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 アダプターが分水栓に取り付かない

    

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分水栓のサイズと異なるアダプターを使用しています。サイズに対応したアダプターをご使用ください。

 

 A-2R ドリル・カッター・アダプター対応

横浜市型A-2Rファルコン・コア挿入機対応表

神奈川県水型A-2Rファルコン・コア挿入機対応表

 

 

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アダプターの分水栓側ネジ部が損傷している場合があります。交換してください。

   

 

アダプター内部のパッキンに異常がないか確認してください。パッキンが損傷、劣化しているとアダプターを均等に固定できず、正確な穿孔が困難になります。直ちに交換してください。

   
  50TKG+パッキン

 

 

 

 

 

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 ドリル・カッターが取り付けられない

    

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右回転で取り付けようとしています。本機の駆動は左回転です。ドリル・カッターは左回転(反時計回り)でねじ込んでください

   
A-2Rドリル・カッター取付け_rev.jpg   
   

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ドリル・カッターのネジ部が損傷しています。ドリルもしくはカッターを交換してください。

   

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本体側ジョイントが損傷しています。修理が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

   

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スピンドル先端の本体ジョイントが無くなっている場合があります。本体ジョイントを購入していただき、取り付けて下さい。ドリル・カッターに取り付いたままになっている場合もありますので、確認してください。

 

 

 

 

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 スピンドルが引き上がらない

    

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送りノブが穿孔側のままになっています。送りノブを解除方向いっぱいまで回して、その状態を保持したままスピンドルを引き上げてください。

   
  A2Rスピンドル引き上げ_rev2.jpg
   

穿孔後、送りノブを解除方向いっぱいに回すと、スピンドルを上下させるクラッチが解除されます。クラッチが解除されるとスピンドルがフリーの状態になり、水圧で跳ね上がる場合があります。スピンドル上部(赤い部分)に顔や手を近づけますとけがをする恐れがありますので、十分ご注意ください。

 

 

 

 

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 本体がアダプターに取り付かない

    

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本体下部にあるセットボルトがアダプターにはまっていません。セットボルトを外側に広げた状態で本体をアダプターに取り付け、それぞれのセットボルトがアダプターの溝にはまっていることを確認して、スパナで均等に締め付けてください。

   
  A-2Rセットボルト説明_rev.jpg
   

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アダプターもしくは本体にゴミ等が付いています。ゴミ等を取り除いてください。

 

 

 

 

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排水ホース、もしくは排水アダプター取り付かない

    

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ネジ部にゴミ等が付いています。ゴミ等を取り除いてください。

   

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ネジ部が損傷しています。排水ホースもしくは排水アダプターを交換してください。

 

 

 

 

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 スピンドルが押し下がらない

    

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分水栓が閉じています。本機は分水栓が閉じているとスピンドルを上下させるクラッチが作動しないよう、安全機構が備わっています。分水栓が開いていることを確認してスピンドルを押し下げてください。

   
  A2Rスピンドル押し下げ・クラッチセット_rev.jpg
   
 

スピンドルはゆっくりと押し下げてください。

ドリル(カッターの場合:センタードリル)先端が急激に管に当たると、刃先が破損したり、芯ブレを起こしたりします。

   
ドリル先端が管に当たっている状態で穿孔を開始すると、刃先に急激な負荷がかかり、刃先が破損する恐れがあります。刃先が管に当たっている状態から送りノブを半回転ほど戻してから、穿孔を開始してください。

 

 

 

 

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 送りノブが空回りする

    

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ギア部が折損しています。

穿孔する際、工具を使用して送りノブを回すと本体内部のギアに大きな負荷がかかり、ギア自体が折損する恐れがあります。送りノブが空回りする場合は修理が必要となりますので、弊社担当までお問い合わせください。

 

 

 

 

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 スイッチをONにしてもモーターが駆動しない

    

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電源プラグが発電機等の電源に接続されていません。電源を確認してください。

発電機は2kW以上のものを使用し、他工具との併用はお控えください。

   

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電源コードが損傷しています。交換が必要です。そのまま使用するとショートや感電する恐れがありますので、すぐにスイッチをOFFにして使用を止め、弊社担当までお問い合わせください。

 

 

 

 

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 通常より穿孔時間が長い

    

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ドリル・カッターが摩耗しています。交換してください。

ドリル(カッターの場合:センタードリル)先端が管に当たっている状態で穿孔を開始すると、刃先に急激な負荷がかかり、破損する恐れがあります。ドリル先端が管に当たっている状態から送りノブを半回転戻して、刃先を管から離した状態で穿孔を開始してください。また摩耗しているドリル・カッターで穿孔を続けるとモーターやギアに負担がかかり、故障の原因となります。

   

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延長コードを使用すると、穿孔時間が長くなる場合があります。延長コードを使用する場合は、コードのサイズが本体コードと同等以上のものを使用してください。またコードが長すぎると電圧降下を起こし、回転が遅くなります。

   

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モーターが消耗、もしくは損傷しています。交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 

 

 

 

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 排水ホースもしくは排水アダプターの出が悪い

    

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本体下部か排水コック(Sボールバルブ)内に切粉が詰まっています。ワイヤーブラシで切粉を取り除いてください。それでも改善しない場合は修理・交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 

 

 

 

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 切片がカッターから取り除けない

    

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【鋳鉄管の場合】

付属のコッターを切片とカッター溝の隙間に差し込み、均等に抉(こじ)り出してください。不均等に無理やり抉ると切片の除去が困難になります。

   
  A-2R切片除去.jpg
   
 

【PE管の場合】

穿孔前、カッター(WPEカッター)にシリコングリースを塗布してください。塗布せずに穿孔しますと、切片の取り出しが非常に困難となります。

穿孔後、カッターを取り外し、付属のT型ハンドルを左回転でねじ込み、切片を押し出してください。

   
  A-7切片除去(PE).jpg

 

 

 

 

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 ドリル・カッターが取り外せない

    

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左回転で取り外そうとしています。本機での穿孔は左回転ですので、ドリル・カッターは左ネジです。取り外す際は右回転(時計回り)で行ってください。

   
A-2Rドリル・カッター取り外し_rev.jpg 
   

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ネジ部が劣化して、サビ等が固着しています。長時間、ドリル・カッターを装着したまま保管しているとネジ部にサビが発生し膨張するため、取り外せなくなります。無理やり外そうとするとスピンドルやジョイントを傷つける恐れがありますので、弊社担当までお問い合わせください。