大肯（おおさき）精密は、ガス工具、水道工具の配管工事機器を自社一貫体制で提供します。

▸　アダプターが分水栓に取り付かない

▸　塩ビ管の穿孔方法

 アダプターが分水栓に取り付かない

分水栓のサイズと異なるアダプターを使用しています。サイズに対応したアダプターをご使用ください。

アダプターの分水栓側ネジ部が損傷している場合があります。交換してください。

※

アダプター内部のパッキンに異常がないか確認してください。パッキンが損傷、劣化しているとアダプターを均等に固定できず、正確な穿孔が困難になります。直ちに交換してください。

 ドリル・カッターが取り付かない

本機の駆動は他機種（A-2R/A-4/A-7）と異なり右回転です。ドリル・カッターは右回転（時計回り）で取り付けてください。

ドリル・カッターのネジ部が損傷しています。ドリルもしくはカッターを交換してください。

排水ホース、もしくは排水アダプターが取り付かない

ネジ部にゴミ等が付いています。ゴミ等を取り除いてください。

ネジ部が損傷しています。排水ホースもしくは排水アダプターを交換してください。

 穿孔中、スピンドルが回らなくなる

送りハンドルを回しすぎて、ドリルおよびカッターが管に強く押し付けられています。送りハンドルを半回転程度戻して、穿孔を再開してください。

 通常より穿孔の抵抗が大きい（時間がかかる）

ドリル・カッターが摩耗、もしくは損傷しています。交換してください。

穿孔準備の際、スピンドルを高速で右回転させてドリル（カッターの場合：センタードリル）の先端が急激に管に当たると、刃先が破損したり、芯ブレを起こしたりします。スピンドルはゆっくりと回転させてください。

送りハンドルを回しすぎてドリルおよびカッターが管に強く押し付けられています。

送りハンドルは少しずつ回してください。強く押し付けられた状態で穿孔を続けると、ドリル・カッターは破損する場合があります。

 排水ホースからの水の出が悪い

本体下部か排水コック（Sボールバルブ）内に切粉が詰まっています。ワイヤーブラシで切粉を取り除いてください。それでも改善しない場合は修理・交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 塩ビ管の穿孔方法

通常の穿孔方法と同様に送りハンドルを左回転して刃先を管に押し当て、ラチェットスパナでスピンドルを右回転で回し穿孔します。送りハンドルを回しすぎると刃先が管に強く押し付けられ、塩ビ管が割れてしまう恐れがあります。送りハンドルは少しずつ回してください。

 切片をカッターから取り除けない

付属のコッターを切片とカッター溝の隙間に差し込み、均等に抉(こじ)り出してください。不均等に無理やり抉ると切片の除去が困難になります。

 ドリル・カッターが取り外せない

ドリル・カッターを取り外す際は、他機種（A-2R/A-4/A-7）と異なり、左回転（反時計回り）で取り外してください。

ネジ部が劣化して、サビ等が固着しています。長時間、ドリル・カッターを装着したまま保管しているとネジ部にサビが発生し膨張するため、取り外せなくなります。無理やり外そうとするとスピンドルやジョイントを傷つける恐れがありますので、弊社担当までお問い合わせください。