大肯（おおさき）精密は、ガス工具、水道工具の配管工事機器を自社一貫体制で提供します。

▸　アダプターが分水栓に取り付かない

▸　送りハンドルが空回りする

 アダプターが分水栓に取り付かない

分水栓のサイズと異なるアダプターを使用しています。分水栓サイズに対応したアダプターをご使用ください。

アダプターのネジ部が損傷しています。交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

※

ご使用前にアダプター内部のパッキンに異常がないか確認してください。パッキンが損傷、劣化しているとアダプターを均等に固定できず、正確な穿孔が困難になります。直ちに交換してください。

 ドリルが取り付けられない

右回転で取り付けようとしています。本機の駆動は左回転です。ドリル・カッターは左回転（反時計回り）でねじ込んでください。

ドリルのネジ部が損傷しています。ドリルを交換してください。

本体側のスピンドルネジ部が損傷しています。修理が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 スピンドルが引き上がらない

送りハンドルが穿孔側にままになっています。送りハンドルを解除方向いっぱいまで回して、その状態を保持したままスピンドルを引き上げてください。

※

穿孔後、送りハンドルを解除方向いっぱいまで回すと、スピンドルを上下させるクラッチが解除されます。クラッチが解除されるとスピンドルがフリーの状態になり、水圧で跳ね上がる場合があります。スピンドル上部（赤い部分）に顔や手を近づけますとけがをする恐れがありますので、十分にご注意ください。

 本体がアダプターに取り付かない

接続ナットもしくはアダプターのネジ部が損傷しています。アダプターが損傷している場合は交換してください。本体接続ナットが損傷している場合は修理が必要です。弊社担当までお問い合わせください。

アダプターもしくは本体にゴミ等が付いています。ゴミ等を取り除いてください。

 排水ホースもしくは排水アダプターが取り付かない

ネジ部にゴミ等が付いています。ゴミ等を取り除いてください。

ネジ部が損傷しています。排水ホースもしくは排水アダプターを交換してください。

 スピンドルが押し下がらない

分水栓が閉じています。本機は分水栓が閉じているとスピンドルを上下させるクラッチが機能しないよう、安全機構が備わっています。分水栓が開いていることを確認してスピンドル押し下げてください。

スピンドルはゆっくりと押し下げてください。

ドリル（カッターの場合：センタードリル）先端が急激に管に当たると、刃先が破損したり芯ブレを起こしたりします。

 送りハンドルが空回りする

ギア部が折損しています。

穿孔する際、工具を使用して送りハンドルを回すと本体内部のギアに大きな負担がかかり、ギア自体が折損する恐れがあります。送りハンドルを回すときは、絶対に工具を使用しないでください。送りハンドルが空回りする場合は修理が必要となりますので、弊社担当までお問い合わせください。

 スイッチをONにしてもモーターが駆動しない

電源プラグが発電機等の電源に接続されていません。電源を確認してください。

発電機は２kW以上のものを使用し、他工具との併用はお控えください。

電源コードが損傷しています。交換が必要です。そのまま使用しますと、ショートや感電する恐れがありますので、すぐにスイッチをOFFにして使用を止め、弊社担当までお問い合わせください。

 通常より穿孔時間が長い

ドリルが摩耗しています。交換してください。

ドリル先端が管に当たっている状態で穿孔を開始すると、刃先に急激な負荷がかかり、刃先が破損する恐れがあります。刃先が管に当たっている状態から送りノブを半回転ほど戻してから、穿孔を開始してください

摩耗しているドリルで穿孔を続けるとモーターやギアに負担がかかり、故障の原因となります。

延長コードを使用すると、穿孔時間が長くなる場合があります。延長コードを使用する場合は、コードのサイズが本体コードと同等以上のものを使用してください。またコードが長すぎると電圧降下を起こし、回転が遅くなります。

モーターが消耗しています。交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 排水ホースもしくは排水アダプターからの水の出が悪い

本体下部か排水コック（Sボールバルブ）内に切粉が詰まっています。ワイヤーブラシで切粉を取り除いてください。それでも改善しない場合は修理・交換が必要ですので、弊社担当までお問い合わせください。

 ドリルが取り外せない

左回転で外そうとしています。本機での穿孔は左回転ですので、ドリルは左ネジです。取り外す際は右回転（時計回り）で行ってください。

ネジ部が劣化して、サビ等が固着しています。長時間、ドリルを装着したまま保管しているとネジ部にサビが発生し膨張するため、取り外せなくなります。無理やり外そうとするとスピンドルを傷つける恐れがありますので、弊社担当までお問い合わせください。